代表取締役 村上 太一
設立 | 2006年2月8日 |
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事業内容 |
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会社HP | http://www.livesense.co.jp/ |
大学1年生で起業コンテストに優勝して起業
小学生の頃から、「将来は経営者になる」と決めていました。
キッカケと言われても何も思いだせないくらい、とにかく漠然と考えていたんですよね。
ちなみに、中学生の時には、『ガイアの夜明け』などビジネスマン向けのテレビ番組を
熱心に見たりして勉強していました笑
起業に向けて実際に行動を開始したのは、高校生の時。
ドリームゲート主催の起業家イベントに行くなどして、準備を始めました。
そして、高校3年生の時に、起業に向けて仲間を募りました。
当社の創業メンバーの一人は、その時の仲間です。
早稲田大学1年生の時に、大学で大和証券主催の「ベンチャー起業家養成基礎講座」を受講し、
終盤のビジネスプラン発表会で優勝。
オフィスを1年間、無料で使えるという優勝特典を利用して、リブセンスを立ち上げました。
高校時代から、それを使って起業しようと考えていたので、シナリオ通りに実現しました。
「幸せから生まれる幸せ」を最大化することを追求
現在当社では、企業様には採用課金、採用された人には「採用祝い金」を提供する
アルバイト情報サイト「ジョブセンス」をメインに運営しています。
創業当初は本当につらかったですよ。
大学1年生で、社会経験も知識もなく、ゼロからというよりむしろマイナスからのスタートでしたから。
最初の1年はまともに売り上げが立たず、どうするべきか思考錯誤を繰り返していました。
初めは起業したことに対して「やりたいからやった」という感覚でしたが、
うまくいかなくて悩むうちに、「何のためにやるのか」ということについて考えるようになりました。
そして、自分が目指すのは「幸せから生まれる幸せを最大化していくこと」だと気付きました。
これは、当社の企業理念でもあります。
自分の影響によって他の人が幸せになると、自分も幸せになれます。
いい商品を作って提供し、
「ありがとう」「このサービスに出会えてよかった」と言ってもらえることが幸せ。
それを追求していくことを心がけています。
事業は「ナンバーワン」と「オンリーワン」の両軸で
2年目に入ったころから、売り上げが一気に上がり始めました。
今も、常に新規事業を考えていて、社員からもどんどんアイデアが出てきています。
最近では、転職の口コミサイトという、今までにないものを作りました。
当社が大事にしているのは、幸せを与えるプラスの影響力を最大化すること。
小さいメディアだと影響力が小さいので、規模を拡大することも必要です。
そして、「なきゃだめ」を作ることが大切。
そのためには、ナンバーワンかオンリーワンでないといけません。
私は、事業を「ナンバーワン軸」と「オンリーワン軸」でとらえています。
既存の市場があるものはナンバーワンを、既存にないものはオンリーワンを目指し、
この両軸で事業を行っていきたいと考えています。
社長が誰よりも頑張ることで社員がついてきてくれる
今後は、影響力のある会社にしたいので、規模を拡大してきたいです。
そのためには、思いやりを持つなど、当たり前のこと、人間として
正しいことを常に心がけています。
当社はまだ35人という小規模の組織で、社員全員から社長が見える距離なので、
今は私が頑張っていると社員がついてきてくれると思います。
だから、「誰よりも頑張ろう」と常に意識しています。
私には休日もなく、週7日働いていますが、ストレスは感じたことはありません。
創業当初はさすがに大変で気が滅入ることもありましたが、
「悩んでも仕方がない」と意識的に前向きに考えるようにしているうちに、
ストレスを感じなくなったのです。
そして、マイナスの言葉を発しないことも心がけています。
「だめだ」ではなく「こう変えるといい」とプラスに言い換えるようにしていると、
次第に意識しなくても習慣になり、本能のようになっています。
だから、毎日が楽しいですよ。
スキルよりも行動。若いうちはやる気でカバーできる
当社で採用の際に重視しているのは、自身の考えを持っていて、それを主張できること。
そして、「自分で生み出そう」という気持ちです。
やりたいことに対する思いを、自分の軸として持っていることが大切だと思います。
スキルよりも行動。
年齢を重ねると技術が求められるようになりますが、若いうちはやる気でカバーできます。
技術は、やりたいことに本気で取り組んでいれば勝手についてくるものだと思います。
大学時代から一緒にやっているメンバーには、23歳で部下が10数名の事業部長という者もいます。
そういう人の特徴は、新しいアイデアや改善策を常に考え、どんどん提案すること。
やはり、自分で何か生み出そうと本気で思っている人は、行動の一つ一つが違うと感じますね。