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株式会社ネタもと 代表取締役社長 本村衆

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代表取締役社長 本村衆

代表取締役社長 本村衆

代表取締役社長 本村衆

株式会社ネタもと
設立 2000年11月15日
事業内容
    • 企業・団体と報道関係者をつなぐPRプラットフォーム「ネタもと」の運営
    • PR業務代行・アドバイザー業務
    • 広報PRに特化した人材紹介(職業紹介許可番号13-ユ-310078)
会社HP https://netamoto.co.jp/

本村 衆様が株式会社ネタもとを立ち上げたきっかけを教えてください。

私が株式会社ネタもとを立ち上げたきっかけは、学生時代に立ち上げたパーティー企画の事業です。
私自身、昔から遊び心が尽きない学生時代を過ごしていたのですが、「何かを得るためにはそれに見合った行動が必要だ」という目的意識が当時からあったと思います。

当時は六本木のディスコが全盛期を迎えており、『六本木スクエアビル』にはたくさんの人たちが集まっていたのですが、ディスコ自体の集客は21時以降が中心だったため、ディスコの営業時間外にあたる土日の15時~18時くらいに店舗を貸し切って、毎月パーティー企画をしておりました。

このパーティー企画の経験を経て、企業向けのビジネスを展開するためにサークルから会社形態に変更し、「株式会社フリーアンドイージー」を創業しました。
「周りがしないことをする」ということが、良い評判に繋がったのだと思います。

そこからはパーティーだけではなく、いろんな企業のイベントなどカードを普及させるといった仕事を受注し、「フリーアンドイージーカード」を作りました。
このカードを普及させるために、飲食店などといった学生が集まるような店舗でフリーアンドイージーカードを出すと20%安くなるキャンペーンや、カードを即日発行できるブースを設けるなどの工夫をしました。
結果的に2万人の会員を作ることができ、売り上げは6,000万円を達成することができました。

これ以降も、事業を展開する中で「PRの可能性との出逢い」や「ビジネスモデルの転機や変化、確立」を経験し、現在の「株式会社ネタもと」に至りました。
遊びの延長で会社を作りましたが、事業における目的意識や最終的なビジョンが一貫していたからこその結果だと考えております。

本村 衆様が会社を経営するうえで苦労したことなどはありますか?

会社の経営は「苦労」だと考えていないですね。
会社経営をする中で、もちろんたくさんの試行錯誤や失敗を経験しましたし、そうした点から考えると人が苦労と思うところは多いと思いますが、神様が与えた試練だと考えてます。
同時に、その試練を乗り越えた時にはこれまで以上のいいことが起こるとも考えています。

こんな感じで超ポジティブ思考なので、どんなことにも前向きに対処してきました。

株式会社ネタもとの強みや、本村 衆様が会社経営の際に心掛けている点について教えてください。

株式会社ネタもとのビジョンや、会社の方向性を示すということは心がけていますね。
まずはネタもとの方向性を示したうえで、スピードや変化に対応した決断をしていくことが重要だと考えています。

そして、ネタもとでは、このビジョンを社員たちに浸透させるため「ネタもとPR手帖」という本を持たせています。
ネタもとPR手帖の「手帖」の意味には、「この本にただ書き込むのではなく、PRのアイデアや思考、企画を整理して、実行に向けて活用できるように」という想いが込められています。

株式会社ネタもとの最終的なビジョンは「幸せになった」と思えることです。
日ごろから、「そのビジョンを達成するためにネタもとは利用ができるのか?」という問いを社員に投げかけています。
仕事だけではなく、家族や友人との時間や趣味の時間も大切ですから、「自分自身が常に健康でいることが大切だよ」ということも一緒に伝えるようにしています。

これらを踏まえて、ネタもとのビジョン達成のために「自分自身が社員に対しても情報を発信する」ということを重要視しています。

株式会社ネタもとが考えるPRについて教えてください。

まず、ネタもとでは「PRを根付かせていく」「PRを知ってもらう」ことに取り組んでいます。

「PR」とは、簡単に言うと公との関係性を良くする活動のことです。
しかしながら、こうした本質的なPRの意味を理解している人は、決して多くはありません。

広義的意味を持つPRのように、メディアを活用して、伝えて、売り上げを上げるということであれば、今の日本でもまだまだ通用します。

しかし、今後のPRにおいては、「自分の存在意義は何なのか」「自分はなんの為に生きているのか」「社長がどんな想いで経営しているのか」といった部分を伝えないと社会には刺さりません。

言い換えると、物事における”真の価値を提供する”という事であり、それを誰かに伝えることで、共感した人たちがファンになってくれるということになるんですね。
つまり、PRの本質は「ファンづくり」にあるんです。

このように、株式会社ネタもとは「すべての人にPRを!」というミッションのもと、企業、そして個々の人生にも伴走してまいります。

本村 衆様の最終的なビジョンを教えてください。

私が死んだ後も「ネタもとイズム」の血流が流れ、株式会社ネタもとが成長し続けてくれれば嬉しいですね。

ネタもとで働く社員には、「会社のために仕事をするのではなく、個人のために仕事をしてね」と言っています。

また、そうしてもらうために”なぜお金を稼ぐのか”という点を社員に落とし込むように心がけています。
例えば、「何が欲しいのか」「どこに住みたいのか」「それを叶えるためのお金を持っているのか」という質問をしますが、多くの人は持っていないと答えます。
前の質問でお答えしたように、人生を幸せだと感じてもらうことはとても大切なことです。

その大切さを発信する立場として、まずは自分自身が人生を謳歌し、
そのうえで、社員一人ひとりにも「人生の目的は何か」ということを問い続けております。

補足ですが、私はいつまでもネタもとに籍を置く予定はなく、いつかは他の誰かにネタもとを託そうと思っています。
それは、たとえ会社にいなくても、皆が成長しているのを死ぬ直前に見ることができれば嬉しいからです。

会社のために働く人生の何が楽しいのか。
自分の人生を豊かにするために働く。そのために、今を生きる。
この積み重ねが、結果的に個や会社、そして社会を強くしていきます。
将来私がいなくなっても、企業として成長できる環境づくりを進めていきたいですね。

《 株式会社ネタもと 代表取締役社長 本村衆 》


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