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Channel: 情熱社長~情熱的な社長のメッセージ~
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シップル合同会社 代表執行役社長 佐藤 洋希

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シップル合同会社 代表執行役社長 佐藤 洋希

シップル合同会社 代表執行役社長 佐藤 洋希

設立 2015年4月27日
事業内容
    • 起業支援事業
    • 不動産コンサル事業
    • 人材派遣事業
    • イベントプロデュース事業

バンドで得られた成功体験

経営者になる人というのは、2タイプあると思っています。
子供の頃から「あの仕事をしたい」という明確な目標がある一直線型の人と、
働いている内に起業意識が芽生えていく人。
一直線型の人であれば起業ストーリーは最短距離で済むと思いますが、
私はかなりの紆余曲折型なので長くなることをご了承ください(笑)

まず、学生時代に夢中になったのは音楽でした。
18歳で音楽の専門学校に進学して、誘われるがままにヴィジュアル系バンドのメンバーに。
皆さんご存知だと思いますが、バンドで売れる、ご飯を食っていけるようになるのはごくごく稀な方です。
多くのバンドはCDすら出せるか出せないか…というレベルがほとんどですからね。

そのような中、我々のバンドは結成約1年で渋谷にある600人収容できる
ライブハウスでワンマンライブを敢行しました。
なぜできたのかと言われると、嘘みたいな話ですが、結成した当初から「決めていた」他ならないのです。
実は結成した時から「あのライブハウスでやりたいね」とメンバーで話していて、
まだやれるとも分からない頃から予約を取っていたのです。
ゴールを決めるとそのように行動する…とよく成功者の話で聞きますが、これは本当だと思います。
念願の場所でワンマンライブができたのは、ゴールを決めたことによって、
我々が自然と夢を叶えるように行動していた…ということなんですね。
ただ、この偉業がバンドとしての歯車が狂い始めていくことになったきっかけともなったのです。

普通の暮らしに憧れて

バンドを結成して僅か1年で大きなライブハウスでワンマンライブをするという夢を実現させた我々。
無名バンドが快挙を成し遂げたということで、すぐに関係者や周りに注目されるバンドになりました。
つまり、チヤホヤされるようになったのです。

どちらかというと私は極めたい性格ゆえ、
純粋に音楽の練習を続けていきたかったのですが、他のメンバーはすっかり天狗に。
音楽の練習は二の次になり、お酒、遊びに溺れていくメンバーたち…。
そんなメンバーを見ているうちに「このままこのバンドにいても自分もダメになってしまう…」
そんな考えがよぎるようになり、22歳の時にバンドを脱退しました。

音楽の世界で浮き沈みを垣間見た私。
バンド脱退後はとにかく普通の生活を送ることが望みでした。
普通に働いて、普通に友達と遊んで、普通に彼女を幸せにして…
派手なことは望まない、ただただ普通の生活を夢見ていました。
1年アルバイトをすると次は就職して正社員として働こうと思い、就職専門校にも通い始めました。
そこはかなり厳しい学校でしたが、
社会人として人より出遅れている元バンドマンの私は必死でくらいつきました。
ビジネスマナーや社会人としてのノウハウを身につけた後、いざ就職!となるはずでしたが…
ふと頭にある考えがよぎってしまったんです。

世界を広げる旅、そしてホームレスに

「就職してしまったら、その会社(世界)しか分からなくなってしまうのではないか」
厳しい講義にも耐えた就職専門校の時間はなんだったのかと思えるかもしれませんが、
これまでの一切合財を捨てて放浪の旅に出ることにしたのです。

いざ旅に出てみると、想像していた以上に自由な世界が広がっていました。
もっと広い世界を見たいと世界に飛び出すことも考えましたが、
不幸にも旅の途中で財布をすられ、全財産を失ってしまったのです。
全財産ということは当然泊まるお金にも困りました。
野宿を繰り返すようになり、ついにはホームレスになってしまったのです。

普通の人であればホームレスになれば「ヤバイ」とか「どうしよう」
なんてマイナスな考えが浮かぶと思いますが、私は真逆でした。
なぜなら成功者の多くがホームレスになったり、
すごく貧乏になったところから始まっていることを知っていたからです。
焦るどころか「これで俺も成功者になれる!」と興奮したのを覚えています(笑)。

とは言え、さすがにそんな生活も長くは続けることは難しく、
住み込みのアルバイトを探して岐阜の山奥の旅館で働き始めました。
冬はスキー場でも働きましたが、お金をもらいながらスノーボードも
滑れるようになるというとっても楽しい仕事でした。

芽生えた起業志向

インターネットを使ってお金を稼げる方法を知ったのもちょうどこの頃からです。
住み込みのアルバイトで貯めた引越資金で東京に部屋を借り、
ネットビジネスをもっと本格的に学びたいと思って、
インターネットを使ったビジネスノウハウを教えてくれる塾に50万円で入塾。
さらにアフィリエイト広告を使った稼ぎ方を教えてくれる塾にも30万円で入塾しました。
そこで出会った人からネットワークビジネスのような仕事を勧められ、やり出すことになったのです。

ネットワークビジネスや、ねずみ講というとネガティブなイメージを持つ人もいるかもしれませんが、
そこで上の地位の人から気に入られ、色々な話を聞くことができたのはとても良い経験だったと思います。
それこそ稼ぐ人は月収7桁なんて人もいましたから、
そういう人はやはり普通の人とはマインドも違うので、参考になりましたね。

その後も健康系のビジネスなどをやりましたが、
ふと「下で働くんじゃなく、トップになって組織を創ってみたい」と思うようになったのです。
そうなると不思議なもので、私のそうした思いを汲み取ってくれるかのように物事が動き始めます。
出会うべき人に出会えて、通常会社を設立するには数ヶ月かかると言われていますが、
僅か10日で起業ができてしまったのです。
明確な目標を定めるとトントン拍子に物事が進んでいくように感じるのは、
ワンマンライブを成功させた時とよく似ていましたね。

あなたの新生活応援します

事業内容は起業支援がメイン。
「新しい会社を立ち上げたい」「独立したい」という人をバックアップしています。
近年、年功序列制や終身雇用制が崩れてきたことや、
ノマドワーカーやユーチューバーなど、多様な働き方も浸透してきました。
ただ、それでもアメリカなどの先進国と比べると国内には起業家が少ないんです。

動画を投稿して、お金になるなんて20年前では考えられなかったこと。
今後も新たなメディアやサイトが登場するとともに、既存の仕事以外の仕事も増えてくると思います。
そうなれば今よりもっともっと新しい価値観や概念が認められるようになるかもしれません。

誰にでも夢はあると思います。
その夢を実現させ、しかもそれが仕事となって収入も得られるようになったら最高だと思いませんか。
私はそんな人たちを応援したいと思っています。
そして、日本にもっと起業家を増やして、日本全体が活気に満ちた世の中になっていくことを望んでいます。
当面の目標としては、会社から起業家を1万人輩出すること。
極端なことを言えば、一緒に働いてくれた人全員に起業してほしいと思っています。

これからの日本を背負っていく若者たちへ

今世界中で富裕層と低所得者層の格差が広がっており、
労働人口の高齢化、若者のニート化が進む日本においては特に顕著だと感じています。
これは「孫の代まで幸せにする」というモットーを持っている私にとって、
非常に危惧している問題です。
私を含め若者には「これからの日本は自分たちで創っていくんだ」
ぐらいの気概を持って働いていってほしいなと思っています。

どの国でもそうですが、
若い人たちが元気を出さないと国も元気になっていかないことは明白でしょう。
だから若者には立ち止まっている時間なんてないと思います。
やりたいことにはどんどん挑戦して行動する。
たとえ失敗したとしてもまたやり直せば良いと思うし、それができるのが若者の特権だと思います。
特権は皆に平等に与えられた貴重なものなので、使える時に使わない手はないでしょう。

だから本当に見習っていくべきは何事も恐れない子供の姿だと思います。
自転車に乗れるようになるには何度も転ばないと乗れるようにはなりません。
何かを成したいのであればリスクを恐れずに何でも挑戦していくことが大事だと思います。

行動に移せるようにするにはあまり考えないことが良いのかもしれませんね。
私も常日頃から判断力、決断力を磨くために、物事は最短時間で決めるようにしています。
直感を信じ、行動を重ねていくこと。
挑戦した数だけ失敗もついてくるかもしれませんが、
誰よりも内容の濃い人生になることは間違いないと思います。
ほんの少しでもそうした熱い思いを持っている方、お待ちしています。


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