代表取締役社長 小野瀬冬海
設立 | 2017/8/2 |
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事業内容 |
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会社HP | https://deel.co.jp/ |
将来の夢はサラリーマンだった
起業を考え始めたのは、21歳の時で、
それまでは、夢もやりたいことも全くありませんでした。
とりあえず生活できればそれでいい。上昇志向なんてまったくない。
将来は安定した職に就きたい。サラリーマンか公務員になりたい。
そう思っていました。
私は、小学校3年生から高校3年生の10年間、
バスケットボールに明け暮れる日々を送っていました。
土日も部活。平日も毎日早朝から朝練、放課後も部活。
休み時間は体力温存のためにひたすら寝る。
毎日部活漬けの日々でした。
当然、友達とは全く遊べず、お洒落もできず、
学生時代の青春のすべてをバスケットボールに捧げたといっても過言ではありません。
なので、高校3年生まで将来について考えたことすらありませんでした。
いつも頭の中はバスケットボールのことでいっぱい。完全にバスケ馬鹿ですよね(笑)
高校3年生の時に、ついに部活を引退し10年間のバスケットボール人生に終止符を打ちました。
その時ようやく将来について考えてみたものの、高校が進学校だったというのもあり、
まわりの友達もみんな当たり前のように大学進学を希望していて、
学校の先生からも大学進学を強く押されていたので、何も考えずに私も大学に進学しました。
自分の意志なんて一切なかったと思います。周りに流されるように進学を選びました。
当時の私は、自分の人生について深く考えたりするような人間ではなかったんですね。
周りと合わせよう。目立たないように、上手くやっていこう。そういうタイプでした。
今でも覚えているのが、学校の授業で、将来の夢を発表する授業が何回かあったのですが、
夢なんて当然なくて、とりあえず生活できればそれでいいと思っていた人間なので、
「将来はサラリーマンになりたい」と言ったら、
先生に「もっとちゃんと考えなさい!」と言われました(笑)
周りの友達が、夢をちゃんと発表できていたのが、私にとっては本当に不思議で仕方ありませんでした。
「みんな凄いな。僕はずっと平凡な人生を送っていくんだろうな。いや平凡が一番。」
そう思っていましたから。
なので、当時の同級生や学校の先生からしたら、将来私が会社の社長になっているなんて、
全く想像すらできなかったのではないでしょうか。
私の人生を大きく変えた言葉
これまで無我夢中になって、バスケットボールを10年間も続けていたからでしょうか。
大学生活は退屈で仕方ありませんでした。
サークルにも馴染めず、バイトも入っては辞め、を繰り返していました。
「バスケをやっていた時は、たった一度でもいいからバスケから開放されたい。部活を休んでみたい。」
そう思っていたはずなのに、
気づけば、「バスケをやっていた時のように、本気で何か1つのことに夢中になりたい」
そう思うようになっていました。
何かに夢中になりたいと思って、大学1年生の冬頃に、
数百〜数千人規模の音楽&ファッションイベントを主催していた学生団体に加入することにしました。
気づけば私はイベントで収益を出すことの面白さに夢中になっていました。
大学生活が楽しくなってきたのはその頃からですね。
イベントを通して、人を熱狂させたり、楽しませたりすることの面白さを肌で体感しました。
その時に、イベントに来てくれたお客様の多くが
「このイベントで、人生変わりました。」と言ってくれたことがありました。
更に、出演したアーティストやモデルも
「夢を諦めかけていたけど、このイベントをきっかけに本気でアーティストを目指すことにしました」、
「私、本気でモデルを目指そうと思います」と言ってくれたのです。
もう涙が出そうになるぐらい感動しました。
そして、その時私は「これだ!」と電撃が走りました。
無気力だった私が、人生で初めて自分が本気でやりたい、と思えることを見つけた瞬間でした。
将来は、「誰かの人生を変えるような、そんな仕事をしたい。」そう思いました。
祖母の他界
「人の人生を変えるような仕事がしたい」という夢は見つかりました。
でも、「どうやって人の人生を変えよう?」それはまだ決まっていませんでした。
夢は見つかっても、やり方もわからなければ、起業家志向や、
上昇志向も全くない、意識があまりにも低すぎる学生だったので、
とりあえず安定した大企業を中心に就職活動をスタートさせました。
大手から何社か内定を頂いたその矢先、祖母が交通事故で他界しました。
「あんなに元気だった祖母が。まだ生きられたかもしれない命だったのに。
人生はいつどこで何が起こるかわからない。それは、自分も例外ではない。
私だって、いつ死ぬかわからない。もしかしたら明日死んでしまうかもしれない。」
「人はいつか必ず死ぬ」ということを、祖母の突然の死を目の当たりにして、
痛感することになりました。
そこで私は初めて「人生」について、深く考えるようになりました。
「今もし死んだら、後悔しないか?
自分はこれまで21年間も生きてきて、この世にいったい何を残した?
世のため人のために何か成し遂げたのか?そもそも自分はいったい何のために生まれてきた?」
それを、2日間ぐらい自問自答し続けました。
そしてついに出た答えが、
「たった一度きりの人生、人生を懸けて、何か大きなことを成し遂げたい。」
そう思うようになりました。
これが、当時21歳の時です。
起業のきっかけといったら、おそらくこのタイミングだったのではないかと思います。
上場直前々期のITベンチャーに入社
「目的もなく生きる人生はもう終わりにしよう。なんとなくで、会社を選んだらダメだ。一生後悔する。」
私は、決まっていた大手の内定をすべて蹴って、もう一度、真剣に就職活動をすることを決めました。
でも、もう大学4年の7月です。
殆どの学生がすでに内定が決まっていて、就職活動を終了していました。
なのに、私は急に内定0になったのです。内心すごく怖かったです。でも中途半端なことはもうしたくはありませんでした。
自ら退路を断ち、逃げ道をなくすことで、自分自信の夢への覚悟が本気であるということを確かめたのです。
私は、ベンチャー企業に絞って就職活動を再開しました。
そこで、1社だけすごく気になる会社が見つかりました。
その会社はまだ創業数年の会社で、社員数は当時まだ十数人の小さな会社でしたが、
直感で、「この会社に入社すれば間違いない」と思いました。
本当にその会社は、2年後に上場し、今では有名な会社になりました。
そういう意味では、私は本当に環境に恵まれていましたし、運が良かったんだなと思います。
新卒で入社した会社で営業を経験した後は、エンタメのスキルをつけるために、
社員数数千人規模のメガベンチャーに転職しました。
そこでは、芸能事務所への営業や番組の企画・制作などを経験しました。
私のサラリーマン時代の一番の財産は、
急成長している会社を中から社員として経験することができたことです。
私にとってそれは大きな財産となりました。
そしてついに、起業する仲間を見つけて、24歳の時に起業することを決意しました。
人生が変わるほどのエンターテインメントを
24歳で株式会社ディールを設立。
原宿のマンションの一室で、2017年8月から会社をスタートさせました。
最初はビジネスモデルもなければ、お金もありませんでした。
ただ、「理念」と「ビジョン」だけはありました。
それだけは、一番大事にしていて、一番最初に決めました。
”誰かの人生を変えるような仕事をしたい。
社員にも、この会社に入って人生変わった。と言って貰えるような会社を創りたい。”
「エンターテインメントで人の人生を変えたい」そう思いました。
その想いを会社の理念とビジョンに込めて、会社をスタートさせました。
事業は、芸能人やインフルエンサーの広告キャスティング事業からスタートさせました。
クライアントは主に化粧品会社や健康食品会社に向けて展開していきました。
広告キャスティング事業は順調に拡大していき、
事業開始1年で取引実績は100件を突破するまでに成長しました。
念願だった本社移転も、1年で達成することができました。
事業モデルはたしかに大事だと思います。
でも、どんなに儲かりそうな事業や流行っている事業でも、
そこに”情熱”がなければ、絶対に長くは続かないと思います。
何より、同じ事業をやっていても、情熱がある会社には勝てません。
私は、事業を考える上でまず「そこに情熱はあるか。理念に沿っているか。」を重視します。
儲かるのかどうかはそのあとです。
なので私は、事業よりもまず先に、理念とビジョンを決めたのです。
クライアントを美容系の会社にしているのも、
弊社の社員が皆「美容」が大好きという共通点があったからです。
この社員の好きという情熱を強みにしたい、いかしたいと思ったからです。
株式会社ディールは、最初は実績も何もない会社でした。
でも、理念とビジョンだけは、あった。だからここまで成長できたのだと思いますし、
今も進む道を迷わずに全社員が理念とビジョンに向かって、
一丸となって突き進むことができています。
ビジョンを一緒に叶える仲間を募集します
ディールは「世界一の総合エンターテインメント企業を創る」
というビジョンに共感した社員が、一丸となって突き進んでいる会社です。
ベンチャーなので、年齢や社歴関係なく、自ら裁量を求める人には誰にでもチャンスがあります。
理念とビジョンに共感し、本気で「自分がこの会社を世界一の総合エンターテインメント企業にする」
ぐらいの”覚悟”と”情熱”がある人に是非来て頂きたいですね。
スタートアップベンチャーは、大手やメガベンチャー、ミドルベンチャーと違って、
今後会社が、何百人、何千人と急拡大していく過程を、中から体験できます。
それはきっと、あなたにとって最高の経験になるはずです。
たくさんの方のご応募お待ちしております。
《 株式会社ディール 代表取締役社長 小野瀬冬海 》