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株式会社EiM 代表 清水千広

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代表 清水千広

代表 清水千広

代表 清水千広

株式会社EiM
設立 2011年4月1日
事業内容
    • 誰もが理解できる「オシャレの教科書」KnowerMagの運営
    • 有料メルマガ配信「現役メンズバイヤーが伝える洋服の着こなし&コーディネート診断」
会社HP http://www.neqwsnet-japan.info

どのようなきっかけで株式会社EiMを起ち上げたのでしょうか?

いくつかきっかけがありましたが、
一つは完全自由に好きなファッションを多くの人に紹介したかったことです。

会社に属するショップスタッフはどうしても自社の商品を紹介する他ありません。
もちろん他ブランドの商品をお客様におすすめすることもありますが、
「会社から給料をいただいている」という構造上、純粋な意味において
「顧客のために」自由におすすめすることは出来ません。

また雑誌も同じです、スポンサードがある以上大小あれど枷が存在します。
そうしたビジネスを否定するわけではありませんが、
「世の中に一社くらいそうしたものを全て排除した、本当にお客様のために、
自由にファッションを教えるサービスがあっても良いんじゃないか」
という着想からEiMの基本理念が生まれました。

実際に弊社の主幹コンテンツである有料メルマガでは
「もらったもの、お金をいただいたものは紹介しない」
というコンセプトで配信しており、その徹底ぶりが評価されています。

本来私自身は「会社の代表」という柄ではないのですが、
「やりたい」と思ったこと「試したい」と思ったことを
実践されている会社がなかったため「自分でやる他ないか・・・」と
渋々スタートさせたことを今でもよく覚えています笑。

会社を経営していて、これまで一番大変だった出来事はどのような事でしたか?

会社が始まってまもなく資金がショートしそうになったことがありました。

支払いや家賃などに追われて計算がうまくいかず、貯金残高が0に。
その時はなんとか乗り切ったのですが、「こんなことは2度と起きないようにしよう」と
そこから新しい仕事を次々と考え試しました。

実はそれらが今の会社のベースとなっており、
弊社のキラーコンテンツである累計80万部突破の漫画作品
「服を着るならこんなふうに」(KADOKAWA)もその時期に生まれたものです。

背水の陣は精神的には経験したくないですが、
人間追い込まれると本気が出るものですね笑。

それ以外は石橋を叩いて渡る性格なので
事業上の大きな失敗などはありませんでしたが、
それでもトライアンドエラーの繰り返しは今でも変わりません。

貴社の強みについて教えてください。

コンパクトな会社組織のため、
無駄な人材・経費・意思決定の複雑さが一切ない点かもしれません。

思いついたことはその日からスタートさせることができ、
また専門的なスキルをもった社員が数名在籍しているので
現実化させる確かな背景もあります。

そのため目まぐるしく変化する時流の中においても
まるで波乗りの様に方向転換をスムーズにさせることが出来ています。

また取引先においても無駄を介さない姿勢を貫いており、
洋服生産については生産したものを直接弊社が消費者に販売する
D2C方式を採用しています。

そのため価格に関しては他社に比べ圧倒的な優位性があります。
最近では生地メーカーと直接繋がり超格安でモノ作りを進めていたりと
業界でも稀有な価格構造で展開しているのが大きな強みである独自性かと思います。

会社を経営する上で、清水千広様が特に心がけている事などありましたら教えてください。

「事業は顧客から創造される」とはドラッカーの言葉ですが、
これを創業当初から意識しています。

顧客のためになることは何か?それは決してクレーム対応をすることでも、
顧客を神様扱いすることでもありません。

極端に言えば時には顧客の成長のために痛みを差し出すことも必要かもしれません。

俯瞰的な視点において、真に顧客のためになるコンテンツや
ビジネスを提供することが弊社が一貫して持っているコンセプトです。

例えばファッションを教えるコンテンツとして我々はメルマガを選択していますが、
正直「文字で理解する」のは読みにくく難しい側面もあります。

しかしながら経験上動画など流れていくものでは消費されて終わりで
顧客は真剣に試そうとしません。

あえてとっつきにくいところでコンテンツを提示することで、
「真剣に変わりたい人だけ相手にする」という土壌を作り、
顧客が確かに成長できる様にしています。

「誰のために仕事をしているのか」
「どのように役に立っているのか」を常に自答し
それを追求していくことが社会に対するアンサーになると信じていますし、
おそらく日本のアパレルコンテンツの中で
それを最も真剣な形で実現していると自負しています。

今後のビジョンについて教えてください。

日本のメンズファッション市場がより活発になることを望んでいます。
そのためには多くの人が「おしゃれ」に対するリテラシーを持つことであると考えており、
弊社はリテラシーを伝える教育機関の様な役割があるのだと考えています。

より多くの人にリテラシーを伝え、
より多くの人がファッションの楽しさを知ってくれたら
これ以上の喜びはありません。

会社としての具体的な目標は特にありませんが、
上記についてより真剣によりスピーディーに実現していければと思っています。

《 株式会社EiM 代表 清水千広 》


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