代表取締役 神田 成二
設立 | 昭和58年5月20日 |
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事業内容 |
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会社HP | http://alphaclub.jp/ |
これまでの30年と、これからのアルファクラブグループ
日本人は古来より人とのふれあい、緑を大切にしてきました。
そして人生の節目ごとにけじめをつけ、厳粛な気持でのぞむ日本人独特の美意識が、
わが国独自の冠婚葬祭という儀式をつくりあげてきたのです。
当社は創業以来メンバーズシステムにより、この四大儀式に寄与して参りました。
地域社会の発展、生活設計の合理化に貢献するとともに、みなさまのニーズに対応すべく
トータルライフサービスの完成を目指し、積極的に取り組んでいく所存です。
福島県に進出した当時の状況
子供がまだ小さな頃だったので、埼玉から単身赴任で郡山に入りました。
当初は住む所もなければ何もないような状況の中で、とあるホテルに長期滞在して、
金庫がある訳でもないので、大事なものは実印から何から全部鞄に詰めて毎日持ち歩いていました。
まずは逢瀬川沿いにあるビルの2階に10坪程の事務所を借りて
男性職員の募集をしたのが始まりだった気がします。
それからその横に30坪程の事務所を借りて、更に職員の募集をした記憶があります。
職員は全員新しく、何もないところからのスタートだったので、互助会というものがどういうものなのか、
互助会が福島で根付くためにはどうしたらいいか知ってる人間は私しかいませんでした。
そのため、自分が講師となって勉強会を実施したりしていました。
大きな目標だった結婚式場の建設
職員を募集した時から大体どういう結婚式場を作りたいという青写真はできていたので、
形も黒板に職員の前で描いてみせ、こういう式場を作るから皆で会員募集をやろうよと、
それを一つの励みにして当時募集をしていましたね。
結婚式場を作るにあたって一番苦労したのは経済産業省や保証会社の反対があったことです。
まだ財務内容が良くないのに、結婚式場なんか作ったら倒産するからやめなさいと言われ、
これをなんとか理解してもらうことが、難しい問題点でした。
苦労の末、完成した結婚式場ですから、初年度に406組の結婚式を施行したことは記憶に鮮明に残っています。
年々これをどうやって増やしていこうか、日々色々と努力しました。
次なる目標、葬祭施設の建設計画
結婚式場を建築している最中は「あれは結婚式場じゃなくてモーテルじゃないか」だとか、
はたまた「会員から掛金を集めてトンズラする詐欺師じゃないか?」とか、
地域の人達に受け入れられない時期もありましたので、早く斎場を作らなくちゃいけないと思っていました。
そこで菜根に土地を見つけて一号店を作りました。
それと同時に会津若松の営業所に葬祭の施行ができるようなものを作った記憶があります。
今月は3件出たとか、5件になったとかそれが7件になった、というのが当初の葬儀施行数でした。
会社を大きくするために全職員一丸となって努力をしてもらい、
ちょうど17・8年前に葬斎施設を福島県内に充実化を計っていくことが、
なんとか会社が大きくなる方法じゃないかと考えました。
富久山に作り、湯本に作り、どんどん増やしていったのが今から16・7年前位でしょうか。
その辺りから順調に施行数も増えてきて大きく躍進をした時期でしたね。
アルファクラブグループの今後のビジョン
冠婚葬祭互助会である以上、会員様の募集があって、そこから需要が発生してきます。
従ってこれからも、変わらずに会員募集を続けて、そして発生する施行エリアをみながら
結婚式場の建設だったり葬儀場の建設を各エリアで展開していきたいです。
私たちアルファクラブグループは、地域の皆様にもっともっと愛される会社作りを目標にしています。
そしてお客様が更に利用しやすい施行施設の確立を考えながら、
これまで30年やってくることができましたので、
もっともっと50年100年と続くような企業形態作りに努めていきたいですね。
《 アルファクラブ株式会社 代表取締役 神田 成二 》