代表 野村 紘一
設立 | 1975年(昭和50年)10月4日 |
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事業内容 |
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会社HP | http://www.alteka.com/company/outline.html |
先ず、貴社の事業概要についてお聞かせください。
弊社は、青山・表参道を中心に東京都心エリアで不動産を企画開発している企業です。
実績としましては、高級マンションの「ベルテシリーズ」や、
「エイムシリーズ」等がございます。
1970年代に私が初めて億ションを手がけて、世の中に提案をしました。
都内の3LDKのマンションの平均価格が1500万円だった時代ですから、
当時に1億円のマンションを販売するのは非常に勇気のいることでした。
周りからは「売れないだろう」と言われたこともありましたが、
私は必ずニーズがあると思っていました。
結果は完売であり、億ションが世の中に受け入れられた瞬間だったと思います。
結果が出る確信はありませんでしたが、
日本の住宅文化は変わらなければいけないと感じていましたので、
新しい住宅文化の提案に挑戦して良かったと思っています。
10年、20年と経済が成長を続ければ、必ず富裕層が増えてきて、
「高級マンション」が求められるということは予想していましたので、
いち早く潜在的なニーズを掘り起こすことができたのかなと思っています。
起業するまでの経緯について教えて下さい。
起業するまでというより、起業後の話になりますが、
1975年に創業していまして、最初は試行錯誤の連続でした。
結果的には、初年度黒字を達成して今まで無借金経営を続けてこれましたが、
お客様に新しい価値を提供するために必死でした。
今でも、土地にあった建物を意識して設計やデザインをしていますので、
全て違った特徴を持っています。
同じマンションは作らず、その土地にあった建物を追求することで、
成長できているのだと思っています。
念頭においている経営理念はありますか?
私のビジョンは、「生活総合産業」になるということです。
現状は衣食住の「住」の分野で事業を展開しているわけですが、
「衣」「食」の分野も含めた「衣食住」において
貢献できるような企業になりたいと思っています。
不動産はまちづくりをしていると言っても過言ではありません。
まちづくりをする上では、お客様一人ひとりの生活を
総合的にサポートできるようにならなければいけません。
例えば、コンシェルジュを配備したマンションに取り組んでいますが、
そういったコンシェルジュサービスもその一環です。
今後も住を軸にして、事業の幅を広げていきます。
現在、特に注力している事業は?
弊社は幅広くサービスを提供していますが、
やはりベルテシリーズやエイムシリーズは事業の軸となっています。
「土地創業開発事業」として展開をしておりまして、
弊社独自の不動産最有効活用法=A.S.C. (Alteka Space Creation)システムというものがあり、
オーナー様にメリットがあるご提案をさせて頂いています。
日本で初めて「等価交換方式」を採用したのも当社であり、
アルテカ独自のノウハウでオーナー様に喜んで頂けています。
実はハワイにも現地法人を保有しています。
ハワイではリゾートマンション開発を行っており、
アジアでのリサーチ事業も展開しています。
海外にも視野を広げており、今後も可能性を探っていきます。
就活中の学生や社会人として働く若者へ向けたメッセージをお願いします。
我々は人物を重視して採用を行っています。
素直さや真面目さ等を重要視しており、
向上心をもって取り組める人を求めています。
我々のお客様はいわゆる年収が高い人が多く、
ビジネスの最前線で活躍されている方や、
社会的地位が高い方が非常に多いのが特徴です。
そういった方々に納得して頂き、
任せて頂けるようなスキル、知識、人間力が必要になります。
簡単な仕事ではありませんが、だからこそ成長機会がありますし、
やりがいに繋がるのだと思っています。
是非、自分の3年後、5年後、10年後を考えて就職活動に励んでください。
周りはどんどん社会に出て活躍のステージを広げていくでしょうから、
その中で自分はどういったスキルを身に着けていたいのか、
どういった働き方をしていたいのか、考えてみると良いと思います。
《 株式会社アルテカ 代表 野村 紘一 》