代表取締役CEO 秋山美樹
設立 | 1996/2/9 |
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事業内容 |
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会社HP | https://www.defi-luxury.co.jp/ |
父の姿を見て、アメリカ留学を誓った
私が生まれた時、父は代々続く呉服店の経営者でした。
新しいことが好きだった父は経営の多角化に挑み、
時代にも後押しされてい事に成功を収めます。
しかし、それもつかのま、経営の基礎が出来ていなかった父は
会社を成長軌道に載せ続けることに失敗し、経営難に陥ります。
子供の私から見てもとてもつらい時代でした。
その姿を見て経営を学ぶことを誓いました。
そして、ある時、テレビで見た自由と夢を追い求める国、
アメリカに思いを馳せるようになったのです。
中学、高校で英語学校に通い、予てからの希望通りアメリカの大学に入学しました。
自分の性格が向いていたということもあると思いますが、
私はアメリカでの暮らしが気に入り、沢山の友人を作ることが出来ました。
その時の経験が今にも繋がっていると思います。
バブル時代に流されず、夢を持ち続けた
アメリカ留学後、日本に帰国し就職することにしました。
幸い、日本には多くの外資系企業が進出する一方で、英語を話せる人材が少なかったことで、
新卒の私にもたくさんのチャンスが巡ってきました。
株式会社リーダーズマガジンでは竹下元総理や、宮澤元総理、京セラの稲盛氏、
メガバンクの頭取や著名な投資家(個人投資家、機関投資家)などと
直接触れ合う機会をいただきました。
一流の人が持つ雰囲気、言葉に触れ、モチベーションは高まる一方でした。
その後、アップジョン株式会社を経て、ウエラジャパン株式会社に転職しました。
そこではグループ会社の社長秘書をさせて頂くことが出来、
世界で活躍するCEOの働きを目のあたりにすることが出来ました。
また、このCEOがイギリス人であったことから
ブリティッシュ英語を習得することが出来ました。
世界のセレブが集まる場所ではブリティッシュ英語は非常に重要なので、
その意味でもこの転職はたいへん自分のためになりました。
ですが、バブル時代真っ盛りな中、あまりに環境が良すぎたことが、
かえって自分を不安にさせました。
このままでは自分もぬるくなってしまうのではないか。
そう考え退職、独立することにしたのです。1996年のことでした。
まるでパズルが埋まるように成功へ繋がっていく
会社を設立した直後は苦労した時期もありました。
当初、ブライダル関連ビジネスを立ち上げたのですが、
必ずしもうまく行ったことばかりではありませんでした。
苦しいなりにもなんとか軌道に載せましたが、このままでは父の失敗のかたきを討つ、
というところまでたどり着けないのではないかと考えるようになりました。
そして決意したのです。「アメリカに帰ろう」と。
自分の性格を考えた時、日本は向いていないと思いました。
それは思ったことを何でも言い合える人間関係です。
アメリカに戻ると時はITバブルで、友人たちも若いながら経営者になっていました。
自分が信頼できる友人の会社に何社か投資し、
自分の投資家としての才能に火が点いたと感じました。
その後、株式会社デフィでもウェディング事業からIPO支援事業に転換、
圧倒的な成功へと繋がっていきました。
この頃でしょうか、NHKや民放キー局の番組にも多く出演させて頂きました。
女性投資家、秋山美樹として有名になっていった時期でした。
東北大震災が変えたこと
有名になると色々な人達が寄ってきます。
その殆どがお金目当てだったのではないでしょうか。
私はその人間関係に心から疲弊し、ビジネスをお休みさせて頂くことを決意します。
そんな私を変えたのが東北大震災でした。
これまで築いたものが一瞬で奪われ、不幸のどん底に落ちていく人々。
そんな中で何も出来ない無力感を味わったのです。
やはりビジネスに携わるべきだ、そう考え、再び海外へ留学することを決意しました。
特に私に大きな影響を与えたのは、世界中からセレブが集まる国「モナコ」での長期滞在でした。
持ち前のコミュニケーション力で人脈を築き、今の富裕層向けビジネスを
立ち上げることが出来たと思っています。
人生のモットー「Time Rich, Money Rich, Friend Rich.」
まだまだ学ぶことは多いと思いますが、これまでに学んできたことの中から、
自分が人生のモットーとしている言葉があります。
それは「Time Rich, Money Rich, Friend Rich.」という言葉です。
究極の自由を手に入れるには、時間、お金、そして友達が大切だ、という意味です。
私は今、この友達の輪を広げ、多くの人を巻き込んで圧倒的な幸せ、
自由を手に入れようと考えています。
私に関わってくれたすべての方々に幸せになっていただくために、です。
こんな発言をすると宗教じみているように思われますが、でも東北大震災を経験したからこそ、
心からそう言えます。この目標を多盛するために、これからも一層頑張っていきたいと思います。
《 株式会社デフィ 代表取締役CEO 秋山美樹 》