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株式会社ツインズ 代表取締役 梶原 隆司

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代表取締役 梶原 隆司

代表取締役 梶原 隆司

設立 1999年4月8日
事業内容
    • キッチン用品、電気用品、DIY商品、雑貨の輸入販売(商品コンセプト:「健康」「快適」「利便性」「環境配慮」)
    • 鋼材の輸出
    • 不動産賃貸業
会社HP http://twins-corp.com/

どのようなきっかけで株式会社ツインズを起ち上げたのでしょうか?

そもそものきっかけが、以前働いていた電気部品を扱うメーカーが倒産したことでした。
元々、経営者になりたいという強い意志があったので、この機会だと思い起業したんです。

それに、周りの人の後押しもありました。
その1人が、以前働いていた家電メーカーで一緒に働いていた当時の香港・台湾工場の社長です。

私が独立の考えを話すと、
『是非ともうちで生産した家電製品を日本で販売してくれ、お金は売れて入金になってからで良い。』 と
心強い言葉をいただいたんです。

それともう1人、奥さんにも独立の話をすると、双子の子供が出来た直後でもあり、
反対されると思っていたのですが、特に反対されることなく、資本準備金として60万円を渡してくれました。

当時、安月給だった私には、貯金など無いと思っていたので、
コツコツと貯めていてくれてくれたことに感謝したものです。

会社を経営していて、これまで一番大変だった出来事はどのような事でしたか?

売れない在庫を抱え込んだ時ですね。

例えばアクエイター(水を使ったラジエターヒーター)を
台湾のメーカーと日本総代理店契約するのに年間2万台購入したのですが、
日本は「水を使った=エコ」だからと言って、商品を購入する程 エコへの関心は弱く、
初年度は1,500台しか売れませんでした。

最終的に5年かけて在庫の18,500台を販売しましたが、
そのために問屋、量販店を色々回ることになりました。
その時出来た人脈が、今でも活きています。

もう1つ印象的だったのは、鉄鋳物フライパン(FE宣言)を仕入れた時でした。

これも鉄鋳物で熱伝導が良く、鉄分も取れると言うことでたくさん仕入れましたが、
重量が重かったためか中々売れず、多大な在庫を抱えてしまったんです。

通販商材だったこの商品をいきなり大手量販店で販売し 売れ残ってしまったことで、
売れないレッテルを貼られもしましたが、今考えると、販売戦略が未熟だったのが原因でした。

あとは、信頼していた中国人パートナーに1,700万円持ち逃げされたことでしょうか。
設立5年目、年商3憶円程の時期でこの1,700万円は非常にきびしく、
人間不信になりましたが、めげずに頑張りました。

貴社の強みについて教えてください。

当社の強みは8つあります。

① 物づくりが出来ること。
② 商品開発が出来ること。
③ 品質管理が出来ること。
④ 流通業を営む上で必要なインフラ (倉庫、ピッキング、出荷、検品、配送)が整っていること。
⑤ 海外メーカーと直接取引をしている (商社通さず、英語、中国語できるスタッフがいる)こと。
⑥ 経営者含め4番バッターはいないが、チーム力での勝利を掲げていること。
⑦ 大手量販、通販業者と直接口座取引している (中間商社使わず、利益率が良い)こと。
⑧ 理想的なメーカー問屋機能を持っていること。

これらの強みを活かし、時代とともに変化するライフスタイルを見極め、
当社の商品を通じて人々を元気に、快適にできる商品を世に送り出していけるよう、邁進していきたいと思います。

会社を経営する上で、梶原様が特に心がけている事などありましたら教えてください。

私が心がけていることは、「未来製品、ビジネスの創造」「人材・組織育成」「体・心・技」です。
これまで会社を経営してきて、大切なことだと実感しています。

今後のビジョンについて教えてください。

まずは、筋肉質な経営で、年商50億円を達成することです。
それとマザーズ上場ですね。
両方とも2023年までに達成する予定です。
そのためにも、全国区にツインズの商品を広めることが必要だと考えております。

《 株式会社ツインズ 代表取締役 梶原 隆司 》


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